インパクトワールド株式会社
RESEARCH & DEVELOPMENT OF PACT TECHNOLOGY
Plasma Assisted Catalytic Technology

有害物を分解し、
無害化するPACT技術。

インパクトワールド株式会社は、プラズマと触媒を同一時空間で作用させる PACT(Plasma Assisted Catalytic Technology)の研究開発を通じて、 有害な気体の分解・除害、有害ウイルスの不活化など、環境と衛生の課題解決に取り組む技術開発企業です。

「地球号の医者」として、有害物を分解し、無害化する技術の開発と普及に挑みます。
作動中のPACT装置
インパクトワールド株式会社 クリーンな社会の実現に向け、PACT技術の知的基盤と研究開発実績を積み重ねてきたグループの源流企業です。
PATENT 1995

PACTコンセプト特許が米国で成立

FOUNDING 2003

インパクトワールド株式会社設立

GROUP 2026

新会社PACT株式会社を札幌市内に発足

MISSION PACT

有害物の分解・除害と無害化を推進

Company Profile

会社案内

インパクトワールド株式会社は、PACT技術の研究開発・技術蓄積・国際展開を担い、インパクトグループの知的基盤を支える会社として位置付けられています。

PACTとは、Plasma Assisted Catalytic Technologyの略称です。 プラズマと触媒を同一時空間に置くことで、在来技術では実現しにくい物理化学反応を導き、 有害物の分解・除害、無害化・低害化へつなげます。

インパクトワールド株式会社は、1995年のPACTコンセプト特許成立を源流として、 2003年の設立以来、ダイオキシン分解、エッチングガスC4F8分解、VOC分解、 エチレン分解による農産物追熟抑制、ウイルス不活化など、幅広いテーマに取り組んできました。

現在は、グループ会社であるPACT株式会社と連携し、研究成果を社会実装へつなげる体制づくりを進めています。

プラズマ反応イメージ
会社名インパクトワールド株式会社
法人番号4010001082157
所在地東京都千代田区内神田2丁目4番4号
設立2003年
代表取締役社長林 佑二
役員 代表取締役副社長 大澤 敦
取締役 蔡 永興
取締役 井上 英雄
取締役 Abdulhakeem Alturki
監査役 校条 諭
事業領域PACT技術の研究開発、装置・デバイス製造販売、コンサルティング、ライセンシング

経営理念

科学技術の発展は人類に大きな恩恵をもたらす一方で、環境汚染、地球温暖化、衛生問題など、 多くの課題も生み出してきました。インパクトワールド株式会社は「地球号の医者」として、 グループ会社や志を共有する企業・組織・個人と協力し、PACTの力で環境汚染物質、有害ウイルス、 温暖化物質の分解・除害技術の開発と普及に取り組みます。

歩み

  • 1995年PACTコンセプト特許成立(米国)
  • 1996年リング型プラズマ生成に成功
  • 1996〜2002年ダイオキシン分解除外、エッチングガスC4F8分解
  • 2003年インパクトワールド株式会社設立
  • 2004年〜VOC分解装置、エチレン分解、ウイルス不活化などへ展開
  • 2026年新会社であるPACT株式会社を札幌市内に発足
Representative

代表者紹介

創業期から一貫してPACT技術の可能性を追求し、研究開発から社会実装への橋渡しを担っています。

林佑二 代表取締役社長
Representative / 代表者

林 佑二

代表取締役社長

インパクトワールド株式会社は、PACT技術の研究開発を長年にわたり積み重ねてきた会社です。 研究成果を机上にとどめず、社会課題の解決に資する技術として形にしていくことを使命としています。

今後もグループ会社、企業、研究機関と連携しながら、分解・除害・不活化の各領域でPACT技術の応用を広げ、 環境・衛生・産業の各分野に貢献してまいります。

  • PACT技術の研究開発と知見蓄積を継続
  • 実証・装置化・事業化を見据えたテーマ選定
  • グループ・大学・企業連携による社会実装推進
Technology

PACT技術

PACTは、常温常圧プラズマによる電子軌道励起現象を利用し、分子の分解と再結合をもたらす技術です。プラズマと触媒を時空間的に共存させることで、高効率な反応場を構成します。

01

プラズマと触媒の融合

PACT電極に高周波高圧を印加し、触媒処理表面電極間にプラズマを生成。プラズマと触媒が同じ場に存在することで、単独では難しい反応を可能にします。

02

有害物質の分解と無害化

処理対象ガスを反応空間に導入し、瞬時に分子を切断。分離した原子・分子を、触媒表面で再結合させることで、無害化や処理性能向上を実現します。

03

無害化・低害化への応用可能性

分解だけでなく再結合プロセスに着目することで、将来的には環境負荷物質の無害化・低害化、必要に応じた有用な再結合反応への展開も視野に入れています。

PACT技術による有害物の分解・無害化イメージ
窒素励起エネルギーと結合エネルギーの図表

励起エネルギーと分子結合切断

大気圧プラズマの大半は窒素励起であり、特定の励起状態は多くの分子結合を切断できるエネルギーを有しています。PACTはこの原理を基礎として反応系を設計します。

PACTの動作原理

高周波高圧を印加したPACT電極内でプラズマを発生させ、同時に触媒表面を反応場として用います。これにより、分子の分離から再結合までを一連のプロセスとして制御します。

PACT電極の構造とプラズマ生成位置を示す図

処理対象ガスを連続的に導入

反応場に処理対象を導入し、瞬時に分解・再結合を行うことで、除害や無害化、あるいは無害な物質への変換を目指します。

関連文献・技術的裏付け

CO₂・NO・H₂Oの活性化、CO₂分解挙動、喫煙室分離技術、ノロウイルス飛沫感染抑制など、複数の研究論文・実績に支えられた技術体系です。

Research & Development

研究開発実績

長年の研究蓄積をもとに、環境・衛生・産業分野で多様なテーマへ展開してきました。

FOUNDATION

1995〜2002年:基盤技術の確立

PACTコンセプト特許の成立、リング型プラズマ生成、ダイオキシン分解、エッチングガスC4F8分解など、基礎・応用の両面で技術基盤を構築しました。

APPLICATION

2004年〜:応用分野の拡大

VOC分解装置の開発に加え、エチレン分解による農産物追熟抑制、動物実験室の脱臭、喫煙室の脱臭、室内環境浄化などへ用途を広げました。

HYGIENE

衛生・不活化分野への展開

ウイルス不活化・減菌用途への応用も進め、閉鎖空間の衛生対策や感染対策技術としての可能性を検証してきました。

Devices

PACTデバイス・装置例

用途に応じて、PACTデバイス・装置はカスタマイズや新規開発を前提に設計されます。下記はこれまでに開発したデバイス・装置の代表例です。

PACTデバイスのクローズアップ
RING TYPE

リング型

送風ファンが電極を兼ね、リング状のプラズマ領域を生成する省スペース型デバイス。

  • 省スペース構成
  • 送風機能と反応場を一体化
  • 用途に応じたカスタマイズに対応
多層型PACTデバイス
LINE TYPE

ライン型

処理風量の大きい多層デバイス。VOC処理や脱臭など、連続処理に適した設計です。

  • Ptメッキ電極や交換可能電極に対応
  • 大風量処理やワンパス処理を想定
  • 装置への組み込み展開が可能
PACT Deviceの模式図
MICRO / CUSTOM

マイクロ型・カスタム装置

ウイルス不活化・減菌、エチレン制御、センサー用途など、小型・高機能用途に向けた構成例です。

  • 光触媒採用電極などに展開
  • 小型・軽量設計に対応
  • 用途別の新規開発が前提
C4F8分解装置

C4F8分解

分解・除害装置です。

小型脱臭装置

VOC分解装置

装置の一例です。

実験設備

ウイルス不活化実験装置

ウイルス不活化の検証に用いた実験装置です。閉鎖空間の衛生対策や感染対策への応用を想定しています。

エチレン分解装置

室内環境浄化

閉鎖空間の浄化や衛生対策などを想定したパネル型構成の一例です。

喫煙室脱臭装置

喫煙室脱臭装置

たばこ臭の低減や分煙環境の向上を目的とした装置を開発し、JTの認証を得ています。

エチレン分解装置

エチレン分解装置

農産物の追熟抑制や鮮度保持を目的とするJICA支援事業に採択され、効果が認められました。